こんにちは、SHIROの大峠です。
私は最近SHIROに入社したのですが、実は会社との付き合いは長く、10年にもなります。
今回は私の今までのSHIROとの関わりをお話しようと思います。
私にとって、LAUREL時代のさくら219やサボンの香りは一瞬で2011年のジャリボリーに戻れるものです。
ジャリボリーとは、SHIRO創業の地、北海道砂川市にて2019年まで10年間開催していた、子どもが主役の職業体験のお祭りです。
あんなにも子どもが主役で、子どもの本気なまなざしのために、大人はもっと真剣に、でもそっと寄り添う空間を私は見たことがありません。
あの当時は仕事が激務で、でもどうしてもジャリボリーに行きたくて、その時の同僚と言うより戦友の子と金曜の夜便で札幌入りし、翌日の朝砂川まで電車で移動し、ジャリボリーのお手伝いに参加させてもらいました。
とにかく子どもが笑顔だったこと、見守り手伝うスタッフがもっと笑顔だった事が印象的で、そんな高揚感が伝染して、とにかく楽しかった。そして最後に小雨降る中、上がった花火に戦友と感動して泣いたのが思い出です。
そんなジャリボリーが前身となり、SHIROでは新しく「みんなのすながわプロジェクト」(@shiro_sunagawa)が始動しました。偶然にも私が入社してすぐというタイミングで。
またあの時の子どものキラキラと大人の高揚感に出会えると思うと、胸が躍りました。
このプロジェクトでは、砂川市にて、子どもたちと市民が主役のまちづくりをしようとしています。
先日は、砂川のまちづくりに関するアンケートを行いました。
アンケート内の『あなたは 10 年後、どんな暮らしをしていたいですか』という質問に対する子どもたちの回答に、ふと目が止まりました。
「仕事に情熱を注いでいたい」
この選択肢に23名もの子どもたちが想いを投じてくれました。
私はこの結果がきらきらとまぶしくて、胸がいっぱいになりました。
仕事は情熱を注ぐもの、注げるもの、と思ってくれていることがとても嬉しかったのです。
長く社会人をしていると、仕事を何かの手段と捉えてしまうこともあります。
しかし、子どもたちは未来への希望を抱き、仕事に対する意識を前向きに捉えていたのです。
私の6歳の娘は将来、風船屋さんになると言います。時にはアイスクリーム屋さん。
そんな彼女の変わらぬ理由は「誰かが喜んでくれるのが嬉しいから。」
社会に仕事が、そして会社ができるとき、きっと誰かの幸せを想ってできていることを決して忘れてはいけないと、子どもたちは真っ直ぐに大人に教えてくれます。
いつまでもわくわくと情熱を注ぎ、誰かの幸せを願える仕事。
そして子どもも大人も学び、楽しむことができる場所。
これらを生み出すために、SHIROが本気で取り組む「みんなのすながわプロジェクト」
この想いに賛同してくださる皆さんと一緒に考え、まちづくりしていきたいと心から想っています