SHIROのエシカルな取り組み

SHIROは創業当初より、国内外の自然素材の力を最大限に引き出し、素材の力を余すところなく引き出したプロダクトを生み出してきました。
製品づくりにおいて自然の力をたくさんもらっているからこそ、地球環境に与える負荷を減らしたい。
地球環境や社会に配慮するエシカルな視点と発想のもと、さまざまな取り組みをおこなっています。

01

自然の恵みを最大限に生かす
製品づくり

捨てられる素材を無駄なく利用

SHIRO製品の素材選びにおいては、剪定後に捨てられてしまう枝葉や製造工程で生まれる副産物、見た目などから規格外とされてしまうものを優先的に使用しています。
生産者の方がこだわって作る素材がもつかけがえのない自然の恵みを享受する喜びや感謝の気持ちを込めて、素材を余すことなく大切に使ってSHIROの製品づくりは行われています。

規格外品に対するSHIROの製品化率 約45% SHIROのラワンぶき製品は流通できない規格外品を使用して作られています。その中からSHIROで製品化されている割合になります。
  • 酒かす画像

    酒かす

  • がごめ昆布画像

    がごめ昆布

  • ラワンぶき画像

    ラワンぶき

  • ゆず画像

    ゆず

  • 亜麻画像

    亜麻

雇用創出に繋がる原料集め

「SHIROの製品を通じて世の中の人をしあわせにする」という想いは、製品の原料集めの行程にもあらわれています。
例えばSHIROのタマヌオイルは、沖縄で防風林や街路樹として頼られているタマヌの木から落ちた実を、シルバー人材センターのみなさんが収集し、搾油まで丁寧に手がけてくださったスマエコ社のものを使用しています。地域雇用を生み出しシルバー世代の収入増加の一端を担うべく、SHIROは当初仕入れていたハワイ産のタマヌから、沖縄産のものへと切り替えました。SHIROの幅広い製品に用いるシアバターはガーナの女性団体によって作られたもの。直接現地を訪問し、彼女たちの丁寧な手作業を経てシアバターが出来上がる過程を目にしたSHIROは、ブランド創設当初から継続して現地からの直輸入を続けています。

  • タマヌ画像

    タマヌ

  • シアバター画像

    シアバター

02

無駄になるものを生み出さない

全国SHIRO直営店舗での
パッケージレス製品の販売開始

SHIROでは2020年より、製品を保護する目的の紙箱が不要な方に向けて、パッケージレスでのご提供の代わりに、省略できる包装資材分を製品通常価格からお値引きしてご提供する「エシカル割」をSHIROオンラインストアおよび一部店舗において展開してきました。多くのお客様からご共感いただき、同一製品においてパッケージレス製品(「エシカル割」)をお選びいただく割合が8割を越えるまでになりました(2022年3月時点)。

こういった現状を踏まえ、「エシカル割」を終了し、2022年4月よりSHIROオンラインストアに加え全国SHIRO直営店舗においてもパッケージレス製品の販売を開始いたします。これに伴い、紙箱入りの製品の新たな製造を終了し、ご希望のお客様には各製品のサイズに応じたペーパーバッグを製品本体とは別売(全サイズ一律税込55円)にてご提供いたします。

必要なお客様だけにペーパーバッグをお求めいただけるようにすることで、紙材の原料である森林資源を守ることを目指してまいります。
2022年4月以降、贈り物用にギフトラッピングをご希望のお客様は、製品のサイズに合ったペーパーバッグもしくはギフトBOX(全サイズ一律税込330円)をご利用ください。

エシカル割りで削減できたCO2量※1 約17.62t ※1 2022年3月末現在

ペーパーバッグおよびギフトBOX1点のライフサイクルにおいて排出すると想定されるCO2量

サイズ CO2排出量
ペーパーバッグ Sサイズ 14.3g
Lサイズ 31.4g
ギフトBOX BOX1(小) 14.3g
BOX4(大) 1453.5g
お手さげ袋有料化で削減できたCO2量※3 約25.24t

お手さげ袋の有料化

SHIROオンラインストアでは2020年より、お持ち帰り用手さげ袋を有料にてご提供してきました。2022年4月より全国SHIRO直営店舗でも有料でのご提供を開始いたします。
マイバッグでのお持ち帰りが可能なお客様には本体をそのままお持ち帰りいただき、日常における不要な廃棄物を減らしていただくことで、限りある森林資源を守り、環境負荷低減をはかっていきたいと考えております。
また、同様の想いのもと、店頭における雨よけカバーと簡易ラッピングの無料でのご提供も終了いたします。

お手さげ袋有料化で削減できたCO2量※3 約25.24t

お手さげ袋1点のライフサイクルにおいて排出すると想定されるCO2量

サイズ CO2排出量
お手さげ袋 特小 51.1g
特大 331.3g

2022年3月末現在

03

長く大切に使っていただける
製品づくり

メイクアップコレクションの画像

環境への負荷を減らし、長く最後まで
ご使用いただくことにこだわったメイクアップ

2021年9月、2022年2月に登場したメイクアップコレクションでは、パッケージデザインとカラーをリニューアルしています。
製品に使用するプラスチック量の削減や付属ブラシの廃止に加え、ジンジャーアイシャドウパレットでは想定される使用頻度に応じてカラーごとの量の調整を行い、長く最後まで使えることにこだわったラインナップとなっています。

詰め替え用レフィルの展開

フレグランスディフューザーにおいて、100%廃プラスチックをリサイクルした容器を採用した詰め替え用リキッドとスティック、すべての香りにお使いいただけるグラスベースを別売りで展開しています。
中身だけを詰め替えて繰り返しグラスベースをご使用いただけるようにすることで、空き容器の廃棄処分において発生するCO2量を削減し、地球環境への負荷を減らしていきます。

※グラスベースは現在販売を停止しております。詳しくはこちらをご覧ください。

詰め替え用レフィルの画像

04

シロを中心にお客様と
地球環境を繋げる取り組み
SHIRO ECOSYSTEM

お客様の“エシカルな選択”が
地球環境に与える影響を見える化

SHIRO製品に使用する自然素材には、生産者のもとで食用として流通させることができず本来廃棄されてしまう規格外品を仕入れ使用しているものがあります。そのような素材を使用した製品について、SHIRO製品として活用されずに廃棄処理されていた場合に、処分工程で排出していたと想定されるCO2量を、各製品の素材含有量に応じて独自に算出し表示してまいりました。

また、エシカル割対象製品についても、「紙箱を受け取らない」選択によって排出せずに済んだCO2量を、紙箱に使用する紙原料がそのライフサイクル(原材料調達から製造加工、流通保管、廃棄処理までの一連の工程および各工程の間の輸送行程)において排出するCO2標準量をもとに独自に算出し製品ページにて表示を行ってきました。
※排出されるCO2の削減量表示は、2022年4月全製品のパッケージレス化をもちまして終了しております。

全国SHIRO直営店舗においてパッケージレス製品の販売を開始した2022年4月以降は、別売のペーパーバッグをご利用にならずにお買い物をしていただいた場合、その選択により排出せずに済むCO2量を表示してまいります。

お客様の”エシカルな選択”が地球環境に与える影響を見える化

排出されるCO2の削減量表示イメージ(2022年4月迄)

05

持続可能な未来のために
大切なこと

動物実験はしていません

動物実験はしていませんマーク

SHIROのスキンケアやコスメは、酒かすやがごめ昆布、ふきなど、安心しておいしく口にできるものを原料にしています。もちろん、製品づくりにおいて動物実験は行っていません。「私たちが毎日本当に使いたいもの」を追求し、企画や製造担当者自らが実際に試作品を日々使用しながら理想の製品に近づけるべく試行錯誤を繰り返しています。

再生可能エネルギーを使用しています

再生可能エネルギーを使用していますマーク

地球環境への負荷を低減する取り組みのひとつとして、都内数店舗において再生可能エネルギー由来の電力の使用を開始しました。再生可能エネルギー活用による地域経済循環への貢献・低炭素化の実現をめざす「みんな電力株式会社」を通じて、 秋田潟上ウィンドファーム(秋田県潟上市)の風力発電によって生まれる再生可能エネルギー100%の電力を使用しています。

顔が見える生産者さんとの
フェアな関係づくり

顔が見える生産者さんとのフェアな関係づくりマーク

シロでは素材探しの過程で生産者さんに必ずお会いし、「どのような方がどのような想いで、どんな環境でその素材をつくっているのか」を知ったうえで公正な価格や条件で素材を仕入れています。国内外問わず、SHIROの製品づくりに関わる全ての人を笑顔にしたいという想いのもとで守り抜いてきたことの一つです。

つくりすぎず、無駄にしない生産体制

つくりすぎず、無駄にしない生産体制マーク

自社で製品の製造も行うシロでは、新製品を発売する際、直近のトレンドも踏まえて「作りすぎないこと」を大切にしています。自然素材を使った製品には使用期限のめやすがあるため、結果的に製品が無駄になってしまうこと、地球環境への負担を増やしてしまうことを防ぐのも、作り手としての責任と考えています。

06

これまでの自然との関わり方

1989

北海道や富良野のラベンダー畑に注目が集まっていた当時、観光土産品の製造や、卸販売を主な事業とする株式会社ローレルを設立。

株式会社ローレルの建物画像
2009

自然素材が持つ力を最大限に引き出し「自分たちが毎日使いたいものを作りたい」という想いを形にすべく、自社ブランド「LAUREL」を立ち上げました。

自社ブランド「LAUREL」製品画像
2011

スキンケアブランド「sozai LAUREL」を展開。もともとは副産物であったり、見た目などの問題から食用としては使えなかったりする素材も、たくさんの栄養を持っていることに着目。産地を直接訪れ、生産者の想いを汲み取りながら、がごめ昆布シリーズや酒かすシリーズなど現在でも人気の製品が生まれます。

スキンケアブランド「sozai LAUREL」製品画像
2015

LAURELからshiro(シロ)へとブランド名を変更。生産者がつくるおいしい食材や加工品を取り扱う、食のセレクト「shiro life」がスタート。またスキンケアに使用する全国の生産者から届いた素材を、食を通じて体験してもらうため、開業の地である北海道砂川市に「shiro cafe」 をオープンしました。

北海道砂川市の「shiro cafe」の店舗画像
2019

shiroからSHIROへ。ブランド誕生から10年のアニバーサリーイヤーに、ロゴとパッケージをリニューアルしました。ルミネエスト新宿店にSHIRO SELFをオープン。パッケージレスでご購入いただける、エシカル割をスタート。

パッケージレスで購入でエシカル割の画像

クリスマスコフレに、密集化した木々を間引く間伐の際に発生したヒノキを活用したアロマウッドセットをご用意しました。環境に優しいだけでなく、ひとつひとつに個性のあるアイテムとして多くの反響をいただきました。

ホリデーフェイバリットコフレ2020の画像
2020

タイのスラム街に住む女性たちと雨や風よけとして使うお米の袋を活用しポーチを制作。そんな幸せの循環をより広めるために、これからも彼女たちと一緒に笑顔になれる取り組みを続けていきます。

お米の袋ポーチの画像
2022

製品保護を目的とする包装を必要なお客様だけにお求めいただけるようにすることで、紙材の原料である森林資源を守りたいという想いから、パッケージレス製品の販売および別売のペーパーバッグのご提供を全国のSHIRO直営店舗およびオンラインストアにて開始いたします。また、これまでSHIRO直営店舗において無償でご提供してきた製品のお持ち帰り用お手さげ袋についても、有料での提供を開始いたします。

2023

SHIROの新たな拠点「みんなの工場」が北海道砂川市にオープン。
製品を製造する工場に、ショップ、カフェ、キッズスペースとラウンジなどを併設した、人と環境に配慮した循環型の施設です。外壁や床に使用した材はアップサイクルの考え方に基づき、新しい木を伐り出すのではなく、余ってしまっている材木や、森を守るために木こりが間伐した寿命間近の劣勢木を使用しております。砂川市やこの施設を「世界中から人が集まり、誰もが感動体験を持ち帰ることのできる場所」にすることを目指し、市民や子どもたちが主役のまちづくりを推進しています。

みんなの工場の画像

SHIROオンラインストアは、11,000円(税込)以上で送料無料