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2024/03/04

<ビューティーコラム vol.27>
バスソルトの効果的な使い方は?
お風呂以外の使い方や注意点もご紹介

この記事では、バスソルトの効果的な使い方をご紹介します。

バスソルトには温浴効果があり、多くの方から人気のアイテムです。一方で、塩を主成分としているため、使い方に注意しなければ浴槽を傷付けるおそれがあります。

この記事では、バスソルトをお風呂以外で使う方法や使用時の注意点もご紹介します。バスソルトを使用したいと考えている方は、ぜひ最後までお読みください。

そもそもバスソルトとは?

バスソルトは入浴時に使用する塩類であり、天然の鉱物塩や海塩が主成分です。お風呂のお湯に溶かして使用し、香りや効果を楽しめます。自然由来の成分を含んだアイテムが多く、色や香りの種類もさまざまです。

ここでは、バスソルトの基本的な効果についてご紹介します。

それぞれ見ていきましょう。

他の入浴剤との違い

一般的な入浴剤とバスソルトの大きな違いは成分です。

入浴剤はその効果に応じて配合される成分がさまざまです。例えば、温熱効果を高める"無機塩類"である炭酸ナトリウムや炭酸カルシウム、肌をしっとりと潤わせる保湿成分としてホホバオイルやグリセリンなどが配合されています。一般的に、これらの成分に加えて香料や色素が配合されているケースがほとんどです。

一方で、バスソルトの主成分は塩です。使用される塩の種類によって大きく2つに分類され、死海の塩などの天然塩を使用するアイテムと、エプソムソルトを使用して硫酸マグネシウムを成分とするアイテムがあります。

※参考:入浴剤の成分と種類丨日本浴用剤工業会

バスソルトに期待できる効果

バスソルトにはさまざまな効果が期待できます。

バスソルトには高い温浴効果があり、冷え性の改善に有効です。身体をぽかぽかと温めてくれるため、バスソルトを入れた湯船に浸かると発汗が期待できます。

また、バスソルトに含まれる塩化ナトリウムは、皮膚のタンパク質と結合して肌に膜を作り、肌を保湿します。バスソルトには香り付きのアイテムがあるため、お気に入りの香りのアイテムを選べば、アロマ効果で心身ともにリラックスしながら保温効果を得られます。

バスソルトの効果的な使い方

ここでは、バスソルトを効果的に使用するための3つのポイントをご紹介します。

それぞれ見ていきましょう。

適量を確認する

バスソルトの使用量はアイテムによって異なりますが、一般的な浴槽には40~50gが適しています。初めて使用する際には少量を浴槽に入れて、香りの強さや温浴効果を調整しながら少しずつ量を増やすのがおすすめです。

アイテムの容器に使用量の目安が記載されているケースが多いので、使用時に量を確認しましょう。過度に使用するとのぼせる原因になるため、注意が必要です​​。

お風呂の適切な温度を確認する

バスソルトを使用する際は、お風呂のお湯を37~39℃程度に設定しましょう。

バスソルト使用時には、40℃未満のぬるめのお湯が理想的です。あまり熱すぎず心地よいぬるま湯で使用することで、バスソルトの温浴効果や発汗作用、美肌効果を十分に得られます。高温のお湯を使用すると、バスソルトの有効成分が破壊されて期待する効果を得られないおそれがあります​​。

適切な入浴時間を確認する

バスソルトを使用するときの入浴時間の目安は、一般的に以下の通りです。

  • 全身浴:10分~20分程度
  • 半身浴:30分~40分程度

わざわざバスソルトを使用しても、あまりにも入浴時間が短いと効果を十分に得られません。一方で長時間入浴し続けると、かえってのぼせる原因になります。

入浴時には体内の水分が失われやすいので、忘れずに補給しましょう。

お風呂以外でのバスソルトの使い方

バスソルトには、お風呂以外にも使用方法があります。

上記3つの使用方法をそれぞれご紹介します。

ルームフレグランスとして使用する

バスソルトにはエッセンシャルオイルなどが配合されており、香りがよいアイテムがほとんどです。小さな布袋や器にバスソルトを1回分の使用量程度入れて部屋に置くと、ほんのりとよい香りが広がります。

バスソルトのよい香りを部屋にも広げると、お風呂だけでなく部屋まで癒やし空間になります。バスソルトを複数所持している場合は、気分に合わせて香りを変えることもおすすめです。

足湯で使用する

体調が悪いときや手足の冷えが気になるときには、バスソルトを足湯として使用することをおすすめします。

38~40℃程度のお湯を洗面器やバケツに入れ、お気に入りのバスソルトを小さじ1杯分を加えてかき混ぜましょう。足首まで浸かる量のお湯で15~20分間足湯をすると、全身が温まりリラックスできます。

香りを強くしたい場合には、少しずつバスソルトを足して調整しましょう。体調不良によってしっかりとお風呂に浸かるのが困難なときや、手足の冷えが気になるときにリラックスする方法としておすすめです。

マッサージで使用する

ホホバオイルなどにバスソルトを加えると、オリジナルのマッサージソルトを作れます。特に、肌を傷つけにくい細かな粒のバスソルトがおすすめです。

手先や足先など末端部分から心臓に向かってマッサージすると、保湿効果とリンパの流れの改善が期待でき、むくみやセルライトの除去に効果的です。ただし、過度に使用すると肌を痛めるおそれがあるため、週に2回程度の使用を目安としましょう。

バスソルトを使用する際の注意点

バスソルトを使用するときは、以下5つの注意点に気を付けましょう。

それぞれご紹介します。

浴槽の素材によっては傷むおそれがある

木製やホーロー、人工・天然大理石の浴槽でバスソルトを使用する際には、注意が必要です。バスソルトに含まれる成分が原因で、浴槽内の汚れが取れにくくなったりシミができたりする場合があります。

また、浴槽の金属部分が錆びるおそれや香料が浴槽に染み込むおそれも考えられます。不安がある場合は、バスソルトを使用する前に浴槽のメーカーに問い合わせることがおすすめです。

追い焚き機能はなるべく避ける

バスソルトを使用する際は、追い焚きや循環機能はなるべく使用しないようにしましょう。

バスソルトを入れたお湯で追い焚きや循環機能を使用すると、塩分を含んだお湯が給湯器に入り込んで給湯器内部の金属が錆びるおそれがあります。

誤って追い焚きをしてしまった場合はすぐに排水し、浴槽を洗浄して新しいお湯を満たしましょう。給湯器の種類によっては配管クリーン機能を使うとよい場合もあります。

あらかじめ、ご自宅の給湯器での対処法を確認しておくことが大切です。

浴槽の定期的な掃除を怠らない

バスソルトを使用した浴槽は、月1回以上は配管掃除を実施することをおすすめします。配管内は汚れや雑菌が繁殖しやすいため、定期的な掃除が必要です。

配管は目に見えない場所であり、バスソルトなどの汚れが貯まりやすい場所でもあるため、念入りに掃除しましょう。

入浴後はしっかりとお湯を洗い流す

バスソルトを使用した後の浴槽内のお湯は、すぐにしっかりと洗い流しましょう。

バスソルトのなかには色料を多く含むアイテムがあり、入浴後にバスソルトを入れたお湯を放置すると色移りの原因になります。

また、浴槽のお湯が浴室の床や壁に飛び散っている場合は同時に浴室全体を洗いましょう。

洗濯・洗髪を目的とした使用は避ける

バスソルトを使用したあとのお湯は、洗濯や洗髪に使用しないことをおすすめします。バスソルトに含まれる成分が衣類や髪にダメージを与えるおそれがあります。

普段残り湯を洗濯や洗髪に使う方も、もったいないと感じるかもしれませんが、ダメージを避けるためにバスソルトを入れたお湯はそのまま流しましょう。

SHIROでおすすめのバスソルト

製品名 ホワイトティー バスソルト
価格(税込) 4,400円
内容量 400g(約8回分)
1回あたりの使用量 約50g/200L
成分 海塩、炭酸水素Na、香料、アスコルビン酸Na

※2024年3月現在

SHIROのホワイトティー バスソルトは、ミネラルが多く含まれる南オーストラリア産の天日塩を配合した製品です。温浴・保湿効果が高く、お風呂に入れるとしっとりと肌を保湿しながら身体を温めてくれます。

ホワイトティーの香りは爽やかなシトラス調で落ち着きがあるため、リラックスしながら入浴できます。

また、SHIROではバスソルトのほかにも入浴剤としてバスオイルもご用意しております。

アイテム名 バスオイル
価格(税込) 4,180円
内容量 200mL(約7回分)
1回あたりの使用量 約30mL/200L
香りの種類 サボン、ホワイトリリー、ホワイトティー
成分 ヒマワリ種子油、ポリソルベート85、香料、シア脂、水

※2024年3月現在

SHIROのバスオイルは、ヒマワリ油とガーナの未精製シアバターを配合しています。ぬるめのお湯に適量混ぜて10~20分間入浴すれば、1日の疲れを癒す自分だけのバスタイムを楽しめます。

乳白色のお湯が肌を包み込み、リッチなうるおいを与えてくれます。お風呂から上がった後も、うるおいのヴェ―ルを保ってくれるため、ボディケアを簡単に済ませたいときの時短ケアにも最適です。

バスソルトの使い方に関するQ&A

ここでは、バスソルトの使い方に関してよくある3つの質問に回答します。

それぞれ見ていきましょう。

バスソルトはネットに入れて使用したほうがよいですか?

特に天然塩が主成分であるバスソルトの場合、稀に異物が混入している場合があり、その異物が浴槽を傷付けるおそれがあります。

浴槽へのダメージを防ぎたい方は、ガーゼのネットや綿の巾着などにバスソルトを入れて使用しましょう。バスソルトの効果を保ったまま、浴槽へのダメージを抑えられます。

バスソルトは芳香剤代わりに使えますか?

バスソルトは、一般的に芳香剤として使用可能です。

特に、エッセンシャルオイルを配合したバスソルトは、余ったバスソルトを小さな器やサシェに入れて部屋に置くと、よい香りを広げられます。

バスソルトの使用時に追い焚きしてしまったらどうなりますか?

バスソルトを入れたお湯で追い焚きをすると、給湯器に塩分を含んだお湯が入り込むおそれがあります。

万が一、誤って追い焚きをしてしまった場合は、すぐにお湯を排水して浴槽や配管内のバスソルトを洗い流し、配管を掃除しましょう。また、バスソルトの使用時には、あらかじめ追い焚き機能をオフにしておくことが大切です。

バスソルトの効果的な使い方を理解して香りを楽しみましょう

バスソルトは温浴効果や保湿効果が高く、肌をしっとりさせながら身体を温めてくれます。また、香りがよいアイテムが多く、入浴時以外にもルームフレグランスなどの用途での利用が可能です。

一方で、バスソルトの使用時には気を付けなければならない点もあります。浴槽や浴室を傷付けないよう、注意点をしっかりと把握してからバスソルトを使用しましょう。

SHIROでは、この記事でご紹介したバスソルトやバスオイルのほかにも、シャンプー・コンディショナーなど、お風呂に役立つさまざまなアイテムを取り扱っています。

1日の疲れを癒やしたい方、日々の入浴を特別なものにしたい方は、ぜひ一度SHIROのバスケアアイテムをお試しください。

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