SHIRO PERFUMEはテーマやコンセプトを設けずに、パフューマーが自身のアイデンティティと向き合い、それぞれの世界観を自由に表現し、生み出された香りです。
2025年夏には、これまでの12種に加え新たに7つの香りがラインナップに加わり、同年冬には初登場の「ボディミスト」や「トリートメント」を含む、30アイテムが登場。自分らしい美しさを表現できる幅がさらに広がりました。
今回は、SHIRO PERFUMEを深く知るため、パフューマーたちの個性に迫りました。 香りを知ることで、香りだけでなく、自分らしさがもっと好きになるはず。
パフューマー / 調香師とは
いくつもの香りを組み合わせて、香りをつくる「調香師」のうち、主に香水や化粧品などを扱う人を「パフューマー」、食品などの香りを扱う人を「フレーバリスト」と呼びます。 香水からシャンプーや洗剤、そして食品まで、私たちの暮らしは香りに包まれています。目に見えないので見逃されがち、いえ、嗅ぎ逃されがちですが、それらはどこかで調香師たちがつくったものなのです。
「CHERISH MY LOVE」のパフューマー
- あなたはどんなパフューマーですか?
- 一言で表すとしたら「探求者」ということになるでしょうか。パフューマーは、常に新しいことを学び続ける仕事です。「博学者」でもありたいと考えていますね。分野を問わず優れた学識を持った人であろうと努めています。
- CHERISH MY LOVEはどんな香りですか?
- フローラルでありながら、必ずしも自然の花そのものの香りではないところが面白さです。とりわけローズオキシドを加えることで、水のような透明感と、メタリックなフレッシュさが加わりました。
- バラはパフューマーにとってどんな素材なのでしょう。
- バラは香りのなかでも中心的な素材です。パフューマーとして実際にバラを扱い始めると、その奥深さを実感します。私の場合、出発点は調香学校での経験でした。フランスのシャトー・ド・バガテルで、本当にたくさんの種類のバラの香りを嗅いだんです。
- 今までにもバラを使った香水をつくられていますよね。違いは?
- 若い画家が最初は装飾をたくさん加えるように、若いパフューマーだった私も、香りに多くの要素を盛り込んでいました。でも時が経ち、調香について理解を深め、花のさまざまな側面を強調する方法を探っていくうちに、私にとってバラの集大成といえるものができたのです。それは「ノイズ」を削ぎ落とすことでした。絵画において抽象表現へと進んでいくのに似ています。CHERISH MY LOVEは、いわば私にとっての抽象的なバラの香りです。その中で特に強調したのがローズオキシド。もちろん他のレイヤーも共存していますが、ローズオキシドがバラの香りに現代的な気配を加えています。
- CHERISH MY LOVEの香りで伝えたいメッセージは何ですか?
- Love should be unique. バラを愛に例えるとしたら、愛は他とは比べることができない、唯一無二の特別なものだということでしょうか。
CHERISH MY LOVE
思わず心ときめくような明るいフルーティーフローラルの香り
ペアーやベルガモット、ライチのはじけるようなフレッシュさあふれる果実のトップノートにはじまり、ミドルノートではスパイスをまとった華やかなローズが洗練されたフローラルに色を添えます。そしてムスクやスウィートの甘さと、シダーウッドやアンバーが、ラストノートの優雅なコントラストを生み出します。
TOP: ペアー、ベルガモット、ライチ
MIDDLE:ローズ、ピオニー、ジャスミン
LAST: シダーウッド、ムスク、スウィート、アンバー
「BLACK FOREST BLESSING」のパフューマー
- BLACK FOREST BLESSINGを一言で表すと?
- 人生に差す光、幸福、驚き。おとぎ話のハッピーエンディングのような。心地よくて安心する香りです。
- 私も大好きな森で、何度か訪れたことがあります。どうしてBLACK FORESTをご存知なんですか?
- 実際に行ったことがあるわけではありません。パフューマーのトレーニングをしているときに、何度かドイツのミュンヘンへ行きました。そのときにBLACK FORESTの存在を知ったのです。
私が空想したBLACK FORESTは、遥か遠くにある謎めいた異国の森でした。グリム童話「ヘンゼルとグレーテル」の舞台のような。
- パフューマーになったきっかけを教えていただけますか?
- 幼い頃から香りが大好きで、パフューマーという職業の存在を知る前から、香水に限らず、食べ物や花などあらゆる香りに取り憑かれていました。私の鼻は好奇心旺盛なんです。私の場合嗅覚は、 感情と繋がっているようです。視覚は事実をとらえ、嗅覚は感情を動かす。そんな違いがあります。
BLACK FOREST BLESSING
力強さとやわらかさが共存するウッディの香り
スパイシーさの中に清涼感あるシトラスをも感じさせるカルダモンが、鬱蒼とした森の中に差し込む陽光を思わせる。フローラルが鼻をくすぐると同時に、バルサムファーやシダーウッド、サンダルウッドが木々の深い香りを漂わせる。ディープなウッディにトンカビーンを添えれば、上品な甘さが明るさを与えてくれます。
TOP: ベルガモット、ナツメグ、カルダモン
MIDDLE:ブラックローズ、ジャスミン、バルサムファー
LAST: シダーウッド、サンダルウッド、ウード、トンカビーン
そのほかの香りをつくったパフューマーの方々の香りにまつわるエピソードは「SHIRO PAPER Issue6」にてご覧いただけます。
「SHIRO PAPER Issue6」は全国の直営店舗でお渡しさせていただき、またオンラインストアでご購入いただいたお客様へは製品発送時に同梱しております。
こちらのページやアプリでもPDF版を掲載しております。紙面の良さもウェブ画面での手軽さもありますので、ぜひどちらでもご覧ください。
SHIRO PAPER Issue 6 /
September 2025
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SHIRO PERFUME 香りに込めた想い BUTTERBUR HOKKAIDO ラワンぶきの生産者を訪ねて MACHINAKA BUNKA GOYA こんなに近くにありました |













