<SHIRO STAFF コラム vol.71>
この作品も香りも、受け取った人のもの
皆さんこんにちは。
11月12日から提供開始したアーティストコラボのお手さげ袋とギフトBOXはご覧いただけましたか?
今回はアクリル絵具を使った作品をつくる、品川はるなさんとコラボレーションです。
ホリデーシーズンは贈り物をしたくなる方も増えるはず。そこで、第一弾と同様にお手さげ袋と、さらにギフトBOXもご用意しました。
今回の作品は、同日発売開始した限定パフューム「JOY WITH YOU」と「FAVOURITE DRESS」の香りをイメージして生まれたものです。
品川さんは、幼い頃から絵具が大好きで、絵具の表情を伝えるために、キャンバスに絵具を塗り、剥がすというシンプルな手法で作品づくりを行うようになったそうです。
普段の作品づくりの際には、思い浮かぶ情景から、色をつくるところから始まります。そして、窓に映る景色やそれを纏うカーテンに見立てて作品をつくっていきます。
今回のテーマは香り。品川さんご自身の思い出や、香りの印象に想いを馳せ、この作品が生まれました。
色のテーマや発売しているパフュームのボトルの色を伝えることはなかったのですが、仕上がった作品はボトルの色と同じ、赤やピンクを基調とした作品と、青を基調とした作品に仕上がったのです!
そうしてできた作品から生まれたお手さげ袋とギフトBOX。実は、それぞれ作品の向きが異なっているのです。気付いた方はいらっしゃいますか?
このようなデザインとしている理由は、品川さんのこんな言葉があったからです。
「作品が手から離れた瞬間、作品の向きが上下さかさまであったとしても見方や解釈は見ている人のもので自由。」
過去に作品を想定していた向きとは異なる方向で展示しているところを見たとき、それもまた良いな、と感じたことがきっかけだったと話します。
品川さんの言葉を聞くと、伝えたいことを言葉多く伝えるだけでなく、感じ方を相手に委ねることも素敵だと感じさせられます。
そんな品川さんの話を聞き、SHIROから発売した「JOY WITH YOU」と「FAVOURITE DRESS」の香りもお客様に自由に楽しんでいただきたいと強く思うようになりました。
日常生活の中で起こる、喜びや楽しさを表現した上品で可憐な『JOY WITH YOU』と特別な日にとびっきりのお洒落をする時に纏いたいロマンチックな『FAVOURITE DRESS』。
もしかすると、別れの日や悲しい日のための香りになるかもしれません。
私たちが願うのは、お客様が自分らしい毎日を過ごすとき、香りがそばにいることだけなのです。
お試しいただいた方はぜひ、どんなシーンでつけたくなるか、そしてどんな気持ちになったのか、教えてください。