ブランドの原点となる1号店の「SHIRO 札幌ステラプレイス店」はブランドの歩みと成長とともに
SHIROの前身ブランド“LAUREL”の記念すべき1号店が2009年6月に札幌ステラプレイスに出店し、ブランドの歩みがはじまりました。
1号店はわずか1.25坪の小さなスペースで壁面のお店としてスタート。その4年後、2013年には食べておいしい素材だけをつめこんだ“sozai LAUREL”を3階にオープンいたしました。
“sozai LAUREL”は現在のスキンケア製品の原点ともいえるローレルやがごめ昆布、酒かす、ふきなどの自然素材の製品があたたかみある什器に充実したラインナップで登場しました。また、2015年には、ブランド名をLAURELからshiroへ変更の際には約8坪のお店へと増床、また3階にshiro LIFEもオープンします。
このように、ブランドの歩みと成長に合わせまるでヤドカリのように拡大移転しながらリニューアルオープンを繰り返し、2019年9月にメイン通路である現在の場所に約30坪で「SHIRO」としてリニューアルオープンいたしました。
そして、16年間にわたりお客様に愛され続けてきた札幌ステラプレイス店が9月28日(日)に再びリニューアルオープンいたします。
SHOP DESIGN

奥に配置された大きなガラス什器の下には、建築構造の端材を活用し積み上げられた丸太が使われている。テーブルの上にはリニューアル前のお店から受け継いだエキスパンドメタルがペンダントライトと陰影投影となって、お店に光をもたらします
お店のコンセプトは「継承するものと北海道らしさ」
今回のお店づくりはこれまでと同様、設計デザインを担当されているDRAWERSの小倉寛之氏が手がけました。コンセプトは「継承するものと北海道らしさ」です。
SHIROは「捨てない、新たにつくり出さない」お店づくりをしています。バージン材を使うのではなく世の中にある端材や廃材にクリエイティブを注ぎ、既存の什器も可能ならば再活用することを方針にしています。今回の札幌ステラプレイスのお店づくりでは、リニューアル前のお店から床材とネイビーのエキスパンドメタルを受け継ぎます。床材の上には雪の跡のようなグラフィックを描き、北海道の雪降る季節を表現。エキスパンドメタルは陰影投影効果や、ペンダントライトへかたちを変え、新たな役割を担います。

大鋸粉と澱粉糊を混ぜ合わせる様子

コテで左官材を塗り上げる様子
また、端材と廃材に新たな価値を見い出し、森の土場に積み上げられた丸太からインスピレーションを得て、奥にある大きなガラス什器の下には、建築構造材の端材を活用し、自然の力強さを誇っています。他の什器の側面には、家具工房で分けていただいた大鋸粉を自然素材の澱粉糊で固めて左官したものを使用し、廃材に新たな価値を与えています。お店の什器にも北海道の森の恵みをふんだんに使いました。
SHIROは素材の新たな活用方法に挑戦し、引き続き素材を余すことなく使い切ることに取り組んでいきます。

設計デザインを担当された小倉さんはこのお店についてこのようにおっしゃいます。「好奇心を持って、素材を見つめ直すこと、その観察力をこの場で体感していただければ幸いです」。
さらにブランドの歴史を紡ぐお店へ
札幌ステラプレイス店は、SHIROにとって特別な意味を持つお店です。2009年のオープン以来、お客様との数々の出会いと感動的な瞬間を重ねてまいりました。今回のリニューアルは、これまでの16年間への感謝を込め、1号店として培ってきた経験と歴史を大切にしながら、さらに多くのお客様に笑顔になっていただけるよう、SHIROをお届けしてまいります。
PARTNER
設計を担当したDRAWERS の小倉 寛之さんは、空間デザインにおいて美しさや利便性を追求すると同時に“つくる責任”を意識し、未来を考えたプロダクトデザインやクリエイションを行っています。「SHIRO 札幌ステラプレイス店」以外にも「SHIRO 渋谷PARCO店」や「SHIRO ミナモア広島店」、2024年にオープンした北海道長沼町の一棟貸し宿泊施設「MAISON SHIRO」、そしてSHIROの東京オフィスも設計を担当しています。

住所 : 北海道札幌市中央区北5条西2-5 JRタワー札幌ステラプレイス センターB1
電話番号 : 011-209-6006(直通)
営業時間 : 10:00 - 21:00 ※札幌ステラプレイスの営業時間に準ずる
取扱製品 : スキンケア・メイクアップ・フレグランス・SHIRO LIFE
フロアマップ、営業日、営業時間につきましては、札幌ステラプレイスのホームページをご覧ください。