BACK

2022/05/14

<SHIRO STAFF コラム vol.48>
香りがつくる僕の毎日

こんにちは。SHIROの長嶋です。
インスタライブにも度々出演させていただき、話をしていますが、僕はフレグランスが好きで、いろいろなシーンを想像して、使い方を考えるなどして香りを楽しんでいます。
今日は、そんな僕の香りへの想いや楽しみ方についてお話ししたいと思います。

SHIROの入社前からサボンを愛用していて、元々香りは好きな方でしたが、より興味が強くなったのは、11年前と2年前でした。
11年前、僕はSHIROに入社しました。それを機に、パルファンだけではなく、様々なアイテムを使うようになりました。ルームフレグランスで部屋が香りに包まれたり、練り香水を持ち運ぶことで出先でもリフレッシュするなど、生活の中に当たり前のように香りが溶け込んでいたのです。そんな毎日を送るようになると、自分だけでなく周りからも「良い香りがする」と反応してもらえるようになったのです。
単純な嬉しい気持ちとともに、相手の表情が明るくなっていることに気づいたのもこの頃です。それからは、香りを自分のためだけでなく、誰かに届けたいと思い、つける場所やつけ直すタイミングを無意識に考えて挑戦するようになったのです。
そうして生まれた楽しみ方の一つが、「相手の鼻の位置を意識して香りをつけること」です。
ある日、人とすれ違ったときに、そよ風に揺らぐ髪の毛からほのかに、清潔感溢れる香りが漂い、思わず振り返ってしまったのです。「香りは手首と首につけるもの」という固定観念が崩れ、動きに合わせて届けるのも素敵だと知り、楽しみ方の広がりを見せた瞬間でした。

香りを届けたい相手と距離が近づく瞬間はどんなときだろう?
横並びで座る時には、相手の鼻の位置を意識して、女性なら髪の毛にヘアミストを、男性なら肩あたりにやさしく香りを纏うことで、お互いの仲をより近づけてくれるものになるかもしれない、そんな想像も働き、いろいろな場所に香りを纏うようになりました。

そんな中、2年前には世界的に人との接触が閉ざされたことがきっかけで、自分の気持ちは色んな方向に傾きました。見えないものに対する不安。人と会えず部屋に閉じこもっている閉塞感。
今までの“当たり前”が崩れてから、自分が自分らしくいるためには何が必要なのか探す毎日を送っていました。

皆さんは自分が背負う色々なものを脱ぎ捨てて、一番楽になれる瞬間はどんな時ですか?僕の場合は、それが入浴の時間でした。
1日の終わりに一息ついて自分のためだけに時間を使うお風呂の時間。もっとリラックスできる空間を演出したい、そう思ってバスオイルを使うようになりました。そんな中、店頭のスタッフに僕に似合う香りを選んでもらい、出会ったのが、パフュームの「BON WOOD」です。今まで柔らかな香りを選んできた僕にとっては少し挑戦で、でもこの香りに似合う大人っぽさも欲しいと思い始めた頃でした。
そんな出来事が重なり、お風呂の時間を楽しむために思いついたのが “ナイトパフューム”でした。浴槽にお湯を張り、立ち上がる湯気に向かってパフュームを3回くらい噴きかけるのです。香りを含んだ湯気はたちまち浴室全体へと広がり、そこはまるでスパ状態へと変わります。少し渋くて挑戦だと思っていた香りもまろやかに広がり、普段纏わない香りだったからこそ、特別な空間ができました。さらに演出を加えたい僕は、ヒーリングの音楽をかけて浴室のライトをオフにします。
脱衣所のライトがホロホロと入り込むその空間での入浴は、自分の心も体もリラックスでき、また明日頑張ろうと思えるのです。

このように、新しい楽しみ方を見つけることは楽しく、どんどんと想像を膨らませ、楽しみ方を見つけるようになりました。そうしているうちに、自分を支えてくれるものの一つにフレグランスがあることに気が付きました。
誰かに届けて喜んでもらうためのものだけではなく、自分が自分らしく居られるためにも僕には香りが必要だったのです。

触れ合うものや出会う人、そして環境は目まぐるしく変化していきます。
その中で生まれるポジティブな感情もネガティブな感情も、すべて含めて自分です。
自分だけの感情に向き合い、その気持ちを大切にしながらプラスに変換していく。僕の隣には、いつもフレグランスという心強い味方が存在しています。

SHIROオンラインストアは、11,000円(税込)以上で送料無料