季節の素材を味覚で楽しむように、旬の素材を肌や髪にも届けたいという想いから誕生した「旬シリーズ」より、やわらかなミストが夏の肌を心地よく潤す『白樺フェイスミスト 2025』が数量限定で登場します。
今年で4年目を迎える旬シリーズ「白樺」は、春に芽吹くために白樺が大地の栄養を吸い上げる、雪解け前のわずかな期間にしか採取できない貴重な樹液*1と、森を健全に育てるために間伐された、白樺の木から摘み取った若葉を組み合わせることで生まれたスキンケアです。
2025年は、北海道江丹別で春先に採取した樹液*1と、幌加内町にある「北海道大学雨龍研究林」にて、森林を管理する過程で間引きされる白樺の、幼木の枝葉を製品に使用しています。幼木から収穫したばかりの生の若葉からとれる蒸留水*2に加え、今年は初めて、栄養がたっぷり詰まった樹皮から抽出したエキス*3をプラスすることで、より保湿感と豊かな香りを楽しめる『白樺フェイスミスト 2025』が完成しました。
軽いつけ心地ながら肌にぐんぐんと浸透*4するミストは、暑い夏の時期にぴったり。思わず深呼吸したくなる安らぎの香りに包まれながら、森の恵みで肌をいたわるスキンケアタイムをお過ごしください。
*1 シラカンバ樹液/保湿成分、*2 シラカンバ葉水/保湿成分、*3 シラカンバ樹皮エキス/保湿成分、*4 角質層まで
2025/7/25(金) | SHIRO Membership Program「FAST RESERVE(新製品先行予約)」SHIRO オンラインストア(12:00)開始 |
2025/7/31(木) | SHIRO オンラインストア(10:00)、SHIRO 全国直営店舗にて発売 |
※『白樺フェイスミスト 2025』は、ご購入点数に制限がございます。オンラインストアでは、お一人様2点までのご購入とさせていただきます。直営店舗におきましては店頭でご確認いただきますようお願い申し上げます。
STORY
旬シリーズに「白樺」が初めて登場したのは、2022年。未来の森を育てるために間伐された白樺の木を、江丹別の森を管理する木こりの野中瑠馬さんから分けていただき、この季節ならではのスキンケアが誕生しました。
それは同時に、私たちが森の可能性に着目したきっかけでもありました。間引きされた木や植物など、“今あるもの”から新しいものを生み出す尊さに気づかされたのです。
森を歩き始めてから、多くの人や場所との出会いがありました。北海道大学が管理する「雨龍研究林」も、そのひとつです。“自然の遷り変わりに委ねたら、どんな森ができるのか”を学ぶために訪れたこの地から、今年の「白樺」の製品開発が始まりました。
北海道の森の地面はササで覆われており、それによって新しい木が生えにくいそうです。雨龍研究林では、このササを重機で取り除いて木を生えやすくする「かき起こし」の研究が行われています。ただ、かき起こしを行うと、白樺の幼木が生え過ぎてしまうことがあり、このような林では木を太く成長させるために、除伐や間伐といった間引き作業が必要になってくるのです。これまで、間引き作業で伐採された幼木は、林内に放置されていました。
白樺は、SHIROにとって貴重な素材です。利用されてこなかった幼木の存在を知った私たちは、それらを今年の旬シリーズに活かせないかと考え、開発に着手しました。
使用する若葉の収穫、そして樹皮を剥く作業を担ってくださったのは、昨年の旬シリーズ「白樺」や「ヨモギ」でお世話になった、愛別町の森を管理する林業家の福山寛人さんです。未来に繋がる森づくりに取り組む方々のご協力のおかげで、森林環境に負担をかけず、素材の魅力を余すことなく活かしたものづくりが叶いました。
こうして完成した『白樺フェイスミスト 2025』。ぜひお手に取っていただき、フレッシュな白樺の香りと、今年ならではの使用感を楽しみながら、かけがえのない森の恵みを感じていただけたら嬉しいです。
PARTNERS

北海道雨竜郡幌加内町にある北海道大学雨龍研究林は、北海道大学が管理・運営する演習林のひとつです。森林に関する教育・研究・保全を目的としており、専門分野を横断した、さまざまな森林環境の研究拠点として活用されています。また、小学生対象の体験学習や、林業に携わる方々の研修のフィールドとしても利用されています。
研究林の一部には、人間の手がほとんど加えられていない、自然のままの原生林も存在しています。“自然の遷り変わりに委ねたら、どんな森ができるのか”――雨龍研究林は、まさにそれを学ぶことができる場所でもあります。

北海道愛別町 福山農林合同会社
福山寛人さん
福山さんは、「本来あるべき森の姿」を守るために森林と向き合う林業家です。福山さんにとって、森の手入れとは「壊す」ことではなく、「治す」こと。森林環境の保全と再生に重点を置き、未来の森づくりに取り組まれています。

北海道江丹別
野中瑠馬さん
幼少期から祖父母の所有する森林や田んぼなど自然に囲まれて過ごし、人・森・地域のための森づくりを実践している野中さん。現在は、「100年先により良い森をのこす」をミッションとしたwaft株式会社の共同代表を務め、森への導線となるサービスや産業の仕組みづくりを目指しています。
※本製品はパッケージレス(箱なし)の製品です。