突然ですが、男性でコスメカウンターに行ったことがある方はどれくらいいらっしゃいますか?
僕が初めてスキンケアを始めたのは、ニキビが気になっていた中学2年生です。
高校に入ると、なかなか治らない肌荒れと、さらに肌を綺麗に見せたいという思いからベースメイクを始めました。
それまで悩んでいた肌の悩みをスッと埋めてしまうメイクには、心から感動したのを覚えています。
はじめは、百貨店のコスメカウンターなどに行くのは少し気恥ずかしく、ネットでいいと評判のものを買って試したりしていました。
そんなある日、友達にSHIROの酒かす化粧水をプレゼントしてもらいました。
使ってみると、それまでベースメイクでカバーしては一進一退していたニキビが少しずつ改善して驚いたのです。
リピートしようと2本目を買いに、今度は自分でSHIROのお店に行きました。
すると、そこで出会ったスタッフさんが、僕の肌悩みを真摯に聞いてくれ、スキンケアの提案を丁寧にしてくれました。
マイノリティ扱いせずに、知識のない僕に押し売りすることもなく、ただ話を聞いてくれました。
それまで気恥ずかしいと思っていた「誰かに相談する」という事が、「嬉しい」という気持ちになった瞬間でした。
同時に、メイクで隠すだけではなく、自らの素肌やスキンケアと改めて向き合えるきっかけでもありました。
そこからは、コスメフロアのカウンターに行き、今の肌の悩みを話し、接客をうけるということが習慣になりました。
最初は、カウンターに座るのもドキドキで一苦労でしたが、自分の肌を客観的に見てもらい、アドバイスを貰うこと
。
自分自身のスキンケアの基礎や知識が増えたことで、“相談して、納得して買う”ということが楽しくなりました。
ネットの評判で良い製品であっても皆が同じ肌質ではないし、特に思春期であり男性である僕の肌は、少数派であることも多々あったのだ、と後に気がつきました。
先日、カウンターでタッチアップしてもらう姿を見た同僚は僕に、「座って接客を受けているのが違和感がなさすぎた」と笑っていました。
そんなことを言われるまで、コスメカウンターで男性が接客を受けることがまだ珍しい光景だということすら忘れていました。
最近は男性がスキンケアをしたり、メイクをしたりするのが普通の世の中となってきていますが、まだまだ、いざ自分がと思うと気恥ずかしかったり、何から手を出したらいいかわからない方が多いと思います。
そんな時は、SHIROでもいいですし、どこのカウンターでもいいので、是非足を運んでお肌の悩みや、なりたい肌のことを相談してみて欲しいのです。
きっと僕が体験した様に、みなさんも素敵なアドバイスをもらえると思います。