この記事では、セルフネイルのやり方をご紹介します。
セルフネイルは、ネイルサロンに行かずにご自身でネイルアートをすることです。マニキュアだけでなく、ネイルシールやネイルチップ、ジェルネイルなど種類は豊富にあります。
この記事では、セルフネイルをする際の下準備や落とし方をご紹介します。きれいに塗るコツも合わせてお伝えするので、セルフネイルにチャレンジしようとお考えの方は、ぜひこの記事をご参考にしてください。
そもそもセルフネイルとは?
セルフネイルとは、サロンではなく自宅などでご自身でネイルアートをする方法のことです。サロンに行くより費用を抑えられて自分の好きなデザインを施せるため、セルフネイルを楽しむ方は多くいらっしゃいます。
セルフネイルに使用するツールはドラッグストアや百貨店の化粧品売場、雑貨店などで購入でき、初めてネイルをする方でも気軽に始めやすいです。
ここでは、セルフネイルの主な種類を4つご紹介します。
1つずつ見ていきましょう。
マニキュア(ポリッシュ)
マニキュアとは、液体状のネイルポリッシュで爪に色をのせるアイテムです。乾かすだけで簡単に固まるだけでなく除光液で簡単に落とせるので、費用を抑えてセルフネイルを楽しみたい方にぴったりだといえます。
単色で使用してもきれいに仕上がりますが、さらにおしゃれにしたいなら2〜3色でフレンチやドットなどのデザインを楽しむ方法がおすすめです。シンプルな1色塗りでも、左右の爪で色を変えたり1本の爪だけ異なる色にしたりすることで、個性的な印象を作れます。
ネイルシール
ネイルシールは、既にデザインが施されたシールのことです。やわらかいシールタイプであるため、ご自身の爪の形状に合わせてカットすれば、自爪のように自然に仕上がります。
100円ショップなどで購入でき簡単に付けられるため、時間がないときにおすすめのネイルタイプです。一方で、水に弱く皿洗いやお風呂に入る際に落ちてしまうおそれがあるため、付けている間はなるべく爪に水がかからないように注意しましょう。
ネイルチップ
ネイルチップは、チップ状の爪を自分の爪に装着して楽しむ方法です。さまざまなデザインのチップが販売されており、気分や予定に合わせて一時的にネイルを楽しみたい方に向いています。
粘着グミや両面テープなどで取り付けて、落とすときにはネイルリムーバーで簡単に外せます。装着する際の接着剤はネイルチップに付属されていることもあるため、ネイル用のツールを持っていない方でも気軽に使えるアイテムです。
ジェルネイル
ジェルネイルは、ゲル状の樹脂をUVライトやLEDライトを使って硬化させて作る方法です。マニキュアやネイルシールなどに比べて長持ちしやすく、ぷっくりと膨らんだツヤ感のあるネイルを楽しめます。
また、UVライトなどを使えば1分程度の短い時間でネイルが乾くため、きれいに仕上がったネイルがよれてしまうこともありません。色を組み合わせたりパーツを加えたりすることで、さまざまなデザインを楽しめる点も魅力の1つです。
セルフネイルをする前に必要な下準備
ここでは、セルフネイルを施す前に必要となる下準備を確認しましょう。
上記の2点をそれぞれご紹介します。
甘皮を処理しておく
甘皮とは、爪の根元にある皮膚のことです。甘皮を処理しないままセルフネイルをすると、甘皮にマニキュアが付着して剥がれやすくなり、ジェルネイルの場合は甘皮の部分が浮いて長持ちしにくくなってしまいます。
セルフネイルをする前には、市販の甘皮用リムーバーで甘皮をやわらかくして、ウッドスティックなどで押し上げて落としましょう。きれいなネイルに仕上げるためにも、処理は行いましょう。
ウッドスティックがない場合は綿棒で代用可能です。また、リムーバーがない場合はお風呂上がりの甘皮がやわらかい状態で落とすことがおすすめです。
爪の長さと形を整えておく
セルフネイルを施す前には、爪の長さと形を整えることが重要です。
爪の長さがバラバラだと、不揃いな印象でせっかくのネイルアートがきれいに見えなくなります。定規を使用したり中指の爪の長さを基準に揃えたりして、爪の長さを整えましょう。
また、マニキュアやジェルネイル、ネイルシールの場合、形を整えておくことも大切です。基本的な爪の形には、以下のような5種類があります。
- ラウンド:爪の先端に丸みがある形で、短めに切りそろえたい方におすすめ
- オーバル:先端だけでなく側面も丸い形で、女性らしさを強調したい方におすすめ
- ポイント:先端がラウンドやオーバルよりシャープな形で、爪を長く見せたい方におすすめ
- スクエア:先端にカーブがなく直角に整えられた形で、デザインを楽しみたい方におすすめ
- スクエアオフ:スクエアの直角に丸みを出した形で、やわらかい印象にしたい方におすすめ
上記を参考に、爪やすりなどでご自身に似合う形や好きな形に整えてみましょう。
セルフネイルのやり方と落とし方
ここでは、セルフネイルのやり方と落とし方をご紹介します。
4つの種類でそれぞれチェックしていきましょう。
マニキュア(ポリッシュ)のやり方・落とし方
マニキュア(ネイルポリッシュ)は、以下の方法で付けましょう。
【やり方】
- 爪の油分を拭き取りベースコートを塗る
- 爪の真ん中からマニキュアを塗り、先端にも付着させる
- トップコートを塗る
マニキュアを塗る前に土台としてベースコートを塗り、マニキュアが乾いてから持ちを良くするためにトップコートを塗る方法がおすすめです。トップコートには速乾タイプやボリュームタイプなどがあり、使用するシーンや見せたい印象によって使い分けることがおすすめです。
マニキュアのネイルアートを楽しんだあとは、以下の方法で落としましょう。
【落とし方】
- 除光液を多く含んだコットンを爪にしっかりと押し当てる
- やさしく拭き取り、オイルなどで爪をケアする
除光液は爪に直接塗るのではなく、コットンなどに多く染み込ませて使用しましょう。落としたあとの爪は乾燥しているケースが多いため、ネイルオイルなどを使ってしっかりとケアしてください。
ネイルシールのやり方・落とし方
ネイルシールを使用する際は、以下の方法で付けましょう。
【やり方】
- 石けんやウェットティッシュなどで爪を清潔にする
- サイズに合ったシールを選び、空気が入らないように押さえながら貼る
- 余分な箇所を爪やすりなどで削り取る
ネイルシールを付ける前には、爪を清潔な状態にしておくことが重要です。爪に汚れや油分などが残っていると、剥がれやすくなってしまいます。
【落とし方】
- 端からゆっくりと剥がす
- 粘着剤が残っていればリムーバーで拭き取る
- ネイルオイルなどでケアをする
ネイルシールは端からそっと剥がすことで簡単に落とせます。粘着剤などが残っている場合は、リムーバーをコットンに含ませて拭き取り、取り除いたらオイルなどでケアをしましょう。
ネイルチップのやり方・落とし方
ネイルチップのやり方は以下の通りです。
【やり方】
- 爪の油分や水分をしっかりと取り除く
- 自爪の形や長さに合ったチップを選ぶ
- 専用の接着剤を使用して空気が入らないようにしっかりと固定する
ネイルチップを付着する際には、ウェットティッシュや消毒液を含ませたコットンなどで油分や水分を取り除いておくことが大切です。油分などが残っているとチップが外れやすくなってしまい、せっかく付けてもチップが外れてしまうケースがあります。
付ける際には、空気が入らないように押さえながら固定しましょう。また、外す際には以下の方法で落とすことをおすすめします。
【落とし方】
- チップを根元からゆっくり押し上げて根元部分を持ち上げる
- チップをやさしく前に倒して外す
- 粘着剤が残っていればリムーバーで拭き取る
ネイルチップは基本的にツールを使わずに落とせます。
しかし、強い力で付着している場合は無理に剥がすと爪に大きなダメージとなってしまうため、粘着剤をお湯で温めてやわらかくしたり、リムーバーで拭き取ったりしましょう。
ジェルネイルのやり方・落とし方
ジェルネイルを施す際には、以下の方法で実施しましょう。
【やり方】
- 爪表面の油分を拭き取る
- ベースジェルを塗って硬化させる
- カラージェルを塗って硬化させる
- トップジェルを塗り硬化させる
ジェルネイルを施す際のステップはマニキュアと大きく変わりませんが、ジェルを塗るたびにUVライトやLEDライトなどで硬化させる必要があります。マニキュアとは異なり、ライトを使えば乾くまでの時間を大きく短縮できます。
ジェルネイルは、以下の方法で落としましょう。
【落とし方】
- 爪やすりでジェルネイルの表面を削る
- コットンにアセトンリムーバーを含ませて爪にのせる
- 爪をアルミホイルで巻き、15分程度放置する
- アルミを剥がしてジェルを落とす
- オイルなどで爪をケアする
アセトンリムーバーとは、アセトンという強力な除去成分を多く含んだリムーバーです。通常の除光液より落としやすく、固いジェルネイルも簡単に落とせます。
ジェルネイルを落とす際にはダストが多く飛び散りやすいため、ダストを飲み込まないようにマスクをしたり、散乱しないように新聞紙などを敷いたりしましょう。
セルフネイルをきれいに塗るコツ
ここでは、セルフネイルをきれいに塗るためのコツをご紹介します。
3つのコツをそれぞれ確認しましょう。
ワンカラーネイルのコツ
シンプルなワンカラーネイルを塗る際には、下準備をしっかりとして真ん中から塗っていくことがポイントです。
一度に多く塗ると乾きにくくムラができる原因になってしまうので、真ん中をスタートとして側面の部分、先端の順に数回に分けて塗っていきましょう。
メインとなるマニキュアを塗る前にベースコート、仕上げにトップコートを塗ると、よりきれいに仕上がり長持ちします。
フレンチネイルのコツ
フレンチネイルは、爪の先端部分の色を変えて作るデザインです。爪先部分のラインをきれいに引くと、おしゃれに仕上がります。
フレンチネイルをする際には、ガイドシールを利用することがおすすめです。シールより上の部分にベースカラーと異なる色を塗った後、ゆっくりと剥がせばきれいなフレンチラインが完成します。
統一感があるおしゃれなネイルにするためにも、シールを貼る際はなるべくフレンチラインの位置を揃えるように注意しましょう。
グラデーションネイルのコツ
グラデーションネイルは、1本の爪の中で色の変化を楽しめるデザインです。根元から先端にかけて徐々に色が濃くなるデザインが一般的であり、先端部分にラメやグリッダーなどをのせても魅力的です。
グラデーションネイルを作る際には、色と色の境目をスポンジでぼかすときれいに仕上がります。また、マニキュアを塗る際には薄い色から塗り、しっかり乾かしてから次の色を塗るようにしましょう。
セルフネイルの効果を長持ちさせるポイント
ここでは、セルフネイルの効果を長持ちさせるためのポイントをご紹介します。
4つのポイントを1つずつ確認しましょう。
ベースコートを丁寧に塗る
ベースコートは後から塗るネイルカラーを定着しやすくするため、丁寧に塗りましょう。丁寧に塗ればカラーを塗る面を滑らかにして、色持ちを良くしたり長持ちしやすくしたりしてくれます。
また、マニキュアアイテムのダメージや色素沈着から自爪を守ってくれる効果もあるため、ベースコートを塗るように心がけましょう。
重ね塗りをする
マニキュアの場合、2〜3回に分けて薄く重ね塗りをすることがポイントです。一度に多くの量を塗ると、乾きにくくムラができてしまう原因になります。
数回に分けて薄く重ねることで、乾きやすくなって長持ちするだけでなく、色に深みも出ます。
爪の先までしっかり塗る
爪の先端部分は、特にネイルが割れたり剥がれたりしやすい部分です。
セルフネイルを施す際には、爪の先端からわずかにオーバーするようなつもりでしっかりと先端にもマニキュアを塗りましょう。
ネイルの持ちを良くするだけでなく、爪先の損傷防止にも繋がります。
日頃から爪をこまめに保湿する
爪と周りの皮膚をしっかりと保湿しておくと、セルフネイルの効果が長持ちしやすくなります。爪が健康に保たれて割れにくくなり、十分に保湿された爪はマニキュアなどののりが良くなります。
ネイル用美容液やハンドクリームを使用し、特に爪の根元や甘皮の部分もしっかりと塗り込みましょう。
SHIROでおすすめのネイルアイテム
ここでは、セルフネイルをする方におすすめのネイルアイテムをご紹介します。
製品名 | 亜麻ネイル |
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価格(税込) | 2,560円 |
内容量 | 10mL |
カラー展開 |
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※2024年6月現在
SHIROではマニキュアアイテムとして、鮮やかな発色が特長の亜麻ネイルをご用意しています。保湿成分としてアマニ油を配合しており、爪のケアをしながらネイルを楽しめる点が魅力の1つです。
特に、ニュアンスベージュやベビーローズなどは肌なじみが良いカラーで、手元を自然に美しく見せてくれます。
また、トップコート イエローはネイルカラーの上から重ねるとあたたかみのあるニュアンスが出るため、お手持ちのマニキュアで普段と異なるネイルを楽しみたい方におすすめです。
ベースコートやトップコートも用意しているほか、SHIROではネイル美容液やリムーバーも合わせてご用意しておりますので、ぜひお試しください。
セルフネイルは自分に合ったアイテム選びとやり方が重要です
この記事では、セルフネイルの方法を詳しくご紹介しました。
セルフネイルは、初めての方でも気軽に楽しめるネイルアートの方法です。マニキュアやジェルネイル、ネイルシールやチップなど、さまざまな方法からご自身に合ったものを選ぶことが大切です。
この記事でご紹介したコツを参考に、きれいで美しい仕上がりを目指しましょう。
また、セルフネイルを含めメイクやスキンケアに関して相談したいという方には、SHIROのオンライン相談がおすすめです。気軽に予約なしで相談でき、アイテム選びやメイク方法などをアドバイスしてもらえます。
ご自身に合うネイルアイテムやデザインを見つけたいという方は、ぜひSHIROのオンライン相談をご活用ください。