この記事では、冬におすすめの香水の付け方をご紹介します。
香水は季節によって魅力が変化します。特に冬は、厚着や室内の暖房が香りの感じ方に大きく影響するため、香水の選び方や付け方に注意が必要です。
この記事では、冬に香水を付ける場所や香りの種類、おすすめのSHIROのアイテムをご紹介します。冬に香水をどのように付けたらよいのかお悩みの方は、ぜひ最後までお読みください。
冬におすすめの香水の付け方
同じ香水でも、夏や冬では香り方が異なるため、異なる付け方で楽しむことがおすすめです。香り成分は、気温と湿度によって広がりやすさと空間での留まりやすさが異なります。
夏は気温と湿度が高く、香り成分が広がりやすい季節です。普段より少なめに付けたほうが心地よい香りになります。
一方、冬は乾燥しており、香り成分が空間に留まりにくい季節です。少し多めに付けるよう意識すると、さらに香りを楽しめます。
夏におすすめの香水の付け方は、以下の記事でも詳しくご紹介しています。
ここでは、冬におすすめの香水の付け方を具体的にご紹介します。
順番に見ていきましょう。
肌を清潔にして保湿してから付ける
冬に香水を楽しむ際には、肌を清潔にして保湿したあとに香水を付けることをおすすめします。
冬は、空気が乾燥して肌の乾燥も進む季節です。香水を付ける前には、肌を清潔にしてしっかりと保湿すると香水が肌に馴染みやすく、香りが長持ちします。
特に、香水を付ける部分を念入りに保湿すると効果的です。
普段より少し多めに付ける
冬は、香水を少し多めに付けることがおすすめです。
寒くて厚着になることが多いため、普段よりも香水の香りが拡散しにくくなります。そのため、他の季節より少し多めに付けると程よく香らせられます。
しかし、香水の付けすぎには注意が必要です。香りが強すぎると、周囲の方に不快感を与えるおそれがあります。香りを確かめながら数回に分けて付けて、香りを調整しましょう。
ただし、冬に湿度が高くなりやすい地域では、付ける量を調整する必要がある点に注意しましょう。
体温が低くなりにくい箇所に付ける
コートやジャケットなど厚着しがちな冬は、香りが外に広がりにくいため、体温が低くなりにくい箇所に付けることをおすすめします。
具体的には、比較的体温が保たれやすいウエストや膝の裏が、体温が下がりにくい箇所です。
冬に香水を付けるのに適した場所
冬に香水を付けるのに適した箇所は、主に4つ挙げられます。
順番にご紹介します。
首元・首筋
首元や首筋に香水を付けると、体温によって香りが自然に広がります。
近づいたときにほのかに香りが感じられるので、印象に残りやすい点が特長です。マフラーや高い襟のコートを着る冬のファッションとも相性がよく、香りが衣服にやさしく包まれるように広がります。
ウエスト
ウエストは体温が比較的高く、香りが持続しやすい場所です。周辺に付けると、ふんわりとした香りが持続します。
特に冬は厚着で体温が逃げにくいため、ウエストに香水を付けると動くたびにさりげなく香りが広がります。
膝の裏
膝の裏も、香水を付ける上でおすすめの箇所です。座っているときに特に香りが立ち昇りやすく、自然にしていても香りを楽しめます。
また、膝の裏は衣服に直接触れることが少ないため、香水が衣服に付着する心配もほとんどありません。
くるぶし
くるぶしは香水を付ける箇所としてそれほど一般的ではありませんが、冬にはおすすめの箇所です。くるぶしに香水を付けると、歩くたびにふんわりとした香りが足元から立ち昇ります。
香水は下から上に香りが広がる特性があるため、くるぶしはさりげなく香りを楽しむのに適した場所です。
冬に香水を付ける際の注意点
ここでは、冬に香水を付けるときに注意したいポイントを3つご紹介します。
順番に見ていきましょう。
屋内で服や靴を脱ぐ場合は量を調整する
冬は室内で集まることが多い季節です。アウターや靴を脱ぐことを想定して、肌に直接付ける量を調整する必要があります。
付けすぎると、屋外で程よく香っても、アウターを脱ぐ屋内では香りが強く感じられることがあります。お出かけ時よりも控えめな量を付けることがおすすめです。
また、靴を脱ぐ場所では、足元に香水を付ける際も注意が必要です。靴を脱いだ際に香りが強すぎないように、適量を心がけましょう。
ストーブが効いた屋内では控えめに付ける
暖房やストーブが効いた屋内では、香水を控えめに付けましょう。
香りは暖かい空気によって広がりやすくなるため、暖房器具やストーブが効いた室内では香りを強く感じやすくなります。
また、暖房が効いた環境では、香りの変化も起きやすいです。例えば、柑橘系や軽いフローラル系の香りは、温かい環境でよく香る一方で、重い香りを強く感じすぎてしまうおそれがあります。
暖房やストーブが効く屋内で過ごす時間が長いと予想できる場合は、香水を控えめに付けましょう。
コートやマフラーなどの衣類に直接付けない
冬のコートやマフラーなどの衣類に直接香水を付けることは避けましょう。
衣類に香水を付けると、シミがついたり香りが長く残りすぎたりするリスクがあります。特に、高価な衣類やデリケートな素材の場合はダメージが大きくなるでしょう。
香水は衣類に直接付けるのではなく、肌に直接付けることがおすすめです。
どうしても衣類に付けたい場合は、裏地などの目立たない部分に軽くスプレーしましょう。香りが自然に広がり、衣類にダメージを与えるリスクを最小限に抑えられます。
冬におすすめの香りの種類
冬は甘くて重い香りが好まれます。ここでは、冬におすすめの香りの種類を3つご紹介します。
順番に見ていきましょう。
オリエンタル系の香り
オリエンタル系の香りは、香辛料が多く採取される中東アジアやインドをイメージした、東洋風の香りです。冬の寒さに対して温かみのある印象を与えてくれます。
濃厚な甘い香りとスパイシーな香りを併せ持っており、エキゾチックさを感じられる点が特長です。
オリエンタル系の香りの甘さは、バニラやアンバーがベースとなっているケースが多くあります。また、スパイシーな香りにはクローブやナツメグが主に用いられます。
グルマン系の香り
グルマン系の香りは、お菓子をイメージした甘くて温かみのある香りです。グルマンには、フランス語で、”美食家”や”食いしん坊”などの意味があります。
また、ただ甘い香りというわけではなく、香りの中に苦味やフルーティさを感じられるものもあります。
グルマン系の香りの香料には、バニラやコーヒー、キャラメルが用いられることが一般的です。
フローラル系の香り
フローラル系の香りは、花が持つ上品な甘さが特長です。寒い季節にやさしさと温かみを感じさせてくれます。
香料として用いる花によって印象が異なります。香料がローズなら優雅で甘い香り、ジャスミンなら甘く濃厚な香りが特長です。その他には、バラやラベンダーなどが用いられます。
冬にフローラル系の香りを選ぶ場合、少し重みのある花の香りや木の香りを合わせたアイテムがおすすめです。コートやニットとの相性がよくほのかに香ります。
冬にぴったりなSHIROの香水
ここでは、冬にぴったりなSHIROの香水を3つご紹介します。
冬をさらに楽しめるSHIROの香水の特長を見ていきましょう。
PARISIENNE FAVOURITE オードパルファン
製品名 | PARISIENNE FAVOURITE オードパルファン |
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価格(税込) |
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容量 | 50mL/100mL |
香調 |
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※2024年3月現在
PARISIENNE FAVOURITE オードパルファンは、パリジェンヌに愛されるオリエンタルフローラルの香りが特長です。
水の代わりに配合されている徳島県の木頭柚子の蒸留水が、パフューマーが厳選した香料をより深みのあるものに引き立てます。
混ざり合う花々の甘い香りの中で、いつものおしゃべりに花が咲くようなイメージを膨らませてくれます。
MARVELLOUS STAR オードパルファン
製品名 | MARVELLOUS STAR オードパルファン |
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価格(税込) | 16,005円 |
容量 | 100mL |
香調 |
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※2024年3月現在
SHIROのMARVELLOUS STAR オードパルファンは、神秘的な感動を表現したグルマン・スパイシーな香りが特長です。また、水の代わりに、北海道のエゾヨモギの蒸留水を配合しています。
アロマティックなウードを焚いた部屋で温かく心地よい香りに包まれながら、ゆっくりと夢の中に入っていけるような香りです。
アールグレイ オードパルファン
製品名 | アールグレイ オードパルファン |
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価格(税込) | 4,180円 |
容量 | 40mL |
香調 |
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※2024年3月現在
アールグレイ オードパルファンは、ベルガモットが香りフルーティで華やかなアールグレイが、まるでティータイムのようなくつろぎの時間を演出する、上品な香りが特長です。
紅茶をひとくち含んだときに、豊かな香りがふんわりと広がるイメージをした香りです。甘く華やかなトップノートから、上品で落ち着いたミドルノートへと変化を楽しめます。
冬の香水は正しい付け方を意識して楽しみましょう
冬は寒く乾燥していて香りが広がりにくいため、他の季節とは異なる付け方をする必要があります。香水をさらに楽しむためには、体温の比較的高い箇所に付けたり、保湿したあとに付けたりすることが重要です。
この記事でご紹介したポイントを意識して、香水の心地よい香りで毎日を彩りましょう。