季節の素材を味覚で楽しむように、旬の素材を肌や髪にも届けたいという想いから誕生した「旬シリーズ」。
昨年ご好評をいただいた白樺のアイテムが、新たなラインナップで今年も登場します。
白樺は昨年に引き続き、森の木々や花などの植物、動物や虫が暮らす自然環境のサイクルを回し、100年後の森の未来を創造する木こりの皆さんが間伐したものを使用しています。
4月、北海道旭川市にある江丹別の森では、例年より少し早い雪解けをむかえ、森の中に自生する白樺は、地中の栄養をたっぷり吸い上げ春先に芽吹きます。
樹液と若葉が採れる時期も少し早まり、昨年より約1か月早く皆さまにお届けいたします。
自然の都合に合わせたものづくりをする、SHIROならではのスキンケア製品です。
暑さや乾燥が気になる夏に、たっぷりの水分でみずみずしい夏肌を叶える美容液と化粧水をご用意。中でも「白樺美容液 2023」は、白樺若葉のエキス*1を熱水抽出することで、紅茶のように香り深く、栄養成分を贅沢に閉じ込めた強いとろみのあるテクスチャーに仕上げました。
SHIROの研究開発は、素材の良さを最大限に引き出すものづくりにおいて、根幹とも言えます。日々、素材と向き合う開発グループの感性とこだわりによって生み出された美容液です。
肌につけるたびに香る、自然がつくり出す白樺のフレッシュで甘酸っぱい香りが、葉を揺らしながら木々の間を通る風にあたり、森の中を歩いているような気分にしてくれるはず。
*1 シラカンバ葉エキス / 保湿
2023/6/26(月) | SHIRO Membership Program「FAST RESERVE(会員向け先行予約)」SHIRO オンラインストア(午前10時)先行予約開始 |
2023/6/30(金) | SHIRO オンラインストア(午前10時)、SHIRO 全国直営店舗にて発売 |
※FAST RESERVEにてご購入いただいた際、ご注文日時やお届け地域により、お受け取りが発売日以降になる可能性がございます。何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。
NATURAL INGREDIENTS
同じ森の同じ木から生まれるもの
今年4月、SHIRO創業の地である北海道砂川市に工場付帯施設「みんなの工場」がオープンしました。施設内の什器やテーブルには、白樺シリーズと同じ江丹別の森の白樺が使われています。白樺の幹をそのまま伐り出した板だけではなく、0.25mmの厚さにスライスした突板を貼り付けた天板も。これらは砂川の隣、赤平市の空知単板工業社の加工技術にも支えられ、みんなの工場のインテリアに活かされました。木こりの皆さんが森の循環のために伐った白樺は、葉をスキンケア製品に、幹を施設のインテリアに、「森の恵み」をまるごと大事に使わせていただきました。
森と木こりが教えてくれたこと
SHIROが白樺を分けていただいた江丹別の森を所有し管理しているのは、若き木こり野中瑠馬さん。野中さんをはじめとする木こりの皆さんとの出会いは、「みんなの工場」の建設がきっかけです。彼らの考える林業は、自然環境に配慮した間伐や間伐材の有効活用、森林を空間として利用する新規事業のサポートなど、多岐に渡ります。「木を伐る」背景に込められた、100年後の森の景色をつくり守るための活動にSHIROは心から共感し、何度も一緒に森へ行きました。純粋に森や自然を愛する木こりの皆さんから、「ありのままの森には無限の可能性がある」ことを教えてもらい、「つくるためにものを消費するのではなく、今あるものから生み出す尊さ」に改めて気づいたのです。
野中 瑠馬 / waft株式会社
北海道旭川市出身で、幼少期から祖父母の所有する森林や田んぼなど自然に囲まれ過ごす。医療職を志し、22歳で地域医療をテーマに理学療法士として旭川の病院に従事。その後、森林へ出向き、森で出会った人たちとの関りから林業をはじめ、各地で修業を繰り返す。人・森・地域のための森づくりを実践しながら、コミュニティ‘モリノワ’の代表としてメンバーの移住者達と共に地域活性に取組む。現在は、「100年先によりよい森をのこす」をミッションとしたwaft株式会社の共同代表を務め、林業だけでなく森の副産物や空間自体に価値を見出し、森への導線となるサービスや産業の仕組みづくりを目指している。
https://waftinc.com
※本製品はパッケージレス(箱なし)の製品です。