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2021/12/18

<SHIRO STAFF コラム vol.30>
わたしが学んできたこと 今ここにいる理由

はじめまして、SHIROの三好です。
私は新卒でSHIROに入社し、今は本社で働いています。

3年くらい前、新卒で就職活動をしていたとき、今まで学んできたことをそのまま仕事に活かすことはなかなか難しいと感じていました。
大学の友人達には公務員を目指している人が多く、それでも好きな化粧品に関連する仕事につきたいと思い、選んだのがSHIROでした。
そんな私が先日ふと、大学で学んできたこととSHIROでの仕事が直接関連しているわけではないものの、私が興味のあることが近いのかもしれないと気づいた話をお伝えしたいと思います。

私は大学では農学を学び、「シソ科の植物の二次代謝成分」について研究していました。
シソ科といえば大葉はもちろん、バジルやセージ、ローズマリー、ミントなど、身近にあるハーブも当てはまります。
二次代謝成分というのは、植物が育つために必要不可欠ではないものの、植物が生存するために身に着けてきた機能を発揮するための成分たちです。
例えば花粉を運んでくれる昆虫を誘うために、蜜を吸いやすい形状のめしべにしたり、香りで誘ったり、そうやって植物は生存してきました。
ユーカリの葉に毒性があるのも、その葉を食べられないようにする生存戦略の一つです。
そんな植物たちが固有で持つ機能は医薬品や嗜好品などに使われてきたのです。
皆さんがきっとご存じの精油たちもその一つです。
私の研究室ではシソ科のハーブの抽出液に含まれる成分や効果を調べていました。
勉強の目的は深く知ることだと考えていたので、ただ単純に自分の好きな植物たちについて知ることが楽しいと思って過ごしていました。

時は過ぎて先日、SHIROからホーリーバジルオイルインウォーターが発売しました。
ここで使われるホーリーバジルはシソ科。私が研究していた植物です。
ホーリーバジルは深呼吸して香りを吸い込むことでその効果を発揮すると言われています。
これも植物の二次代謝成分によるものなのです。

SHIROでは素材に向き合い、その力を最大限に引き出すためにどのような製品をつくるべきか日々試行錯誤しています。
私たちが製品をつくるときに享受している素材の力は、それぞれの植物が環境に合わせて生存するために変化し、その結果生まれた力だったのです。
そして、生産者の皆さんがこだわって育てた環境(日光や温度、土など様々です)によって、植物の持つどの力を強く発揮するのかが変わるのです。

植物を好きだった私が、大好きな化粧品の中でもSHIROに引き寄せられて今ここにいるのは、その植物の力を信じ、向き合い、引き出そうとするものづくりの原点に共感したからだったのかと気づきました。
そして、今気づけたのは、ただSHIROのファンだった学生時代では知りえなかった素材との向き合い方や、素材の持つ力を知る機会が増えたからです。

あの時の私に、今の私が想像できる仕事に活かせることなんかよりも、目の前のことを深く知ろうとし続けることが大切で、きっといつか何かがつながること、そしてそれがとても楽しいことを伝えたいです。

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