2023/04/10

<ビューティーコラム> オードパルファムとオードトワレの違いとは? 今日の気分に寄り添う、香りの選び方

香水を選ぶとき、ふと目にするオードパルファムやオードトワレという言葉。

その繊細な違いを知ることで、日々の暮らしが、より深く豊かな彩りのあるものに変わるかもしれません。

この記事では、それぞれの香りが持つ個性や心地よいまとい方、そしてご自身の心に寄り添う香水の選び方までをご紹介します。

この記事を通して、香りと過ごすひとときが、より心豊かなものになりますように。

香りの個性を知る:香水の4つの種類

香水は、主に「香料」「アルコール」「蒸留水」でつくられています。

そこに含まれる香料の濃度(賦香率)によって香りの持続時間が変わり、大きく4つの種類に分けられます。

オードパルファムやオーデコロンの「オー(Eau)」はフランス語で「水」を指し、パルファムよりも水の割合が多いことを表しています。

種類 香料の濃度 持続時間
パルファム/Parfum/Extrait 約15~30% 約5~7時間
オードパルファム/Eau de Parfum 約8~15% 約5~6時間
オードトワレ/Eau de Toilette 約5~8% 約3~4時間
オーデコロン/Eau de Cologne 約3~5% 約1~2時間

※値はあくまでも参考であり、実際はメーカーや製品ごとに異なります

※法律で定められているものではないため、香料の濃度、持続時間、種類の表現もメーカーにより異なる場合があります

パルファム

最も香料の濃度が高く、深みのある芳醇な香りが特長です。ほんの1滴で長時間楽しめる魅力があり、持続時間は約5~7時間。英語の「パフューム」はこのフランス語の「パルファム」が語源です。

オードパルファム

パルファムに近い深みを持ちながら、より気軽に楽しめることが魅力です。濃度は約8~15%、持続時間は約5~6時間。「Eau de Parfum」の頭文字から、「EDP」と表記されることもあります。

オードトワレ

軽やかな香りの立ち方で、カジュアルに楽しめるタイプの香水です。濃度は約5~8%、持続時間は約3~4時間と、普段使いにも適しています。

オーデコロン

最も軽やかに香り、気分転換にも適したフレグランスです。濃度は約3~5%、持続時間は約1~2時間。「Eau de Cologne」の頭文字から、「EDC」と表記されます。

シーンで使い分ける楽しみ:オードトワレとオードパルファムの違い

香水は、ただまとうだけでなく「選ぶ」時間もまた、心豊かなひとときです。

オードトワレとオードパルファム、それぞれの特長を知り、シーンに合わせて使い分けることで、香りはもっと深く、あなたの日常に寄り添ってくれます。

日常に溶け込む香り:オードトワレの特長

ほどよい香りが数時間続くオードトワレは、オフィスや学校などでも主張しすぎず、日常のシーンに自然と溶け込みます。

香りの立ち方が軽やかで、爽やかな印象を与えるため、普段使いに適しています。

フレグランスアイテムを初めてお使いになる方にもおすすめです。

特別な日を彩る香り:オードパルファムの特長

濃厚で深い香りが長続きするオードパルファムは、休日やデート、パーティーなどの華やかなシーンによく合います。

パルファムに近い深みを持ちながら、より気軽に楽しめることが魅力です。

オードトワレよりも香料の濃度が高く、香りをしっかりと身にまといたい場面や、長時間その余韻を楽しみたい日におすすめです。

香り選びのポイント:香りの変化や季節に合わせて

ご自身の過ごすシーンや季節、そしてその日の気分に合わせて、ぴったりの香水を見つけてみてください。

香りの変化で選ぶ:香りの変化を楽しむ

香水は、時間とともに3段階でその表情を移ろわせます。

トップノート:

肌に付けてから数分~10分ほど香る、第一印象となる香りです。

ミドルノート:

続いて2~3時間ほど香る、その香りの中心となる香りです。

ラストノート:

数時間後、肌の上でやわらかに続く、余韻となる香りです。

この香りの変化を想像しながら選ぶと、ご自身の日常により深く寄り添う香水に出会えるかもしれません。

香調で選ぶ:香りの系統からお気に入りを見つける

香水には「香調(ノート)」と呼ばれる香りのタイプがあります。

代表的な系統である「主香調」と、その個性をさらに詳しく表現した「副香調」に分けられます。

【主香調の種類】

主香調の種類 特長
シトラス レモンやオレンジなどの柑橘系を使用した、爽やかな香り
シングルフローラル ローズやジャスミンなど1つの花で構成した、シンプルな香り
フローラルブーケ 複数の花を組み合わせてつくられた、優雅な香り
フローラルアルデヒド 花の香りに合成香料を合わせた、モダンな香り
オリエンタル バニラなどの香料を使用した、ミステリアスな香り
グリーン 植物の葉を連想させるような、ナチュラルな香り
シプレ 苔とシトラスをベースにした、フォーマルな香り

【副香調の種類】

副香調の種類 特長
フルーティー アップルやピーチなどを使用した、親しみやすい香り
スパイシー シナモンやペッパーなどを使用した、刺激的なスパイスの香り
パウダリー 粉っぽく甘さのある化粧品のような香り
ウッディ 樹木を想起させる落ち着いた香り
モッシィ しっとりとした森林のような印象を与える、苔の香り

季節で選ぶ:気候に合わせた香りの楽しみ方

香りの感じ方は、その日の気温や湿度によっても変化します。

春夏:

暖かく汗ばむ季節には、軽やかに香るオードトワレが心地よく香り立ちます。

秋冬:

空気が澄んで冷たくなる季節には、オードパルファムの持つ温かみや深さがやさしく香り立ちます。

香りをやさしくまとう:効果的で心地よい付け方

お気に入りの香水は、付け方ひとつで、より深くご自身に寄り添うものになります。

香水の適量は、そっと寄り添うように

オードトワレもオードパルファムも、まずは1~2プッシュが適量です。

付けすぎは避け、周りの方への配慮も大切にしながら、香りをお楽しみください。

香水の付け方の工夫

やわらかな香りをふんわりとまといたいとき

軽やかに香りを楽しみたいときは、空間にすっと「線」を描くように、腕やひじの内側などにまとうのがおすすめです。やわらかな霧をくぐるようなイメージで、ご自身の周りに香りをふんわりと重ねることができます。

また、ひざの裏や足首、スカートの裾などにまとわせると、動きに合わせてほのかに香りが立ちのぼり、より奥ゆかしく繊細な印象を演出できます。

香りの奥行きをじっくりと楽しみたいとき

香りの奥行きをじっくりと楽しみたいときは、「点」を意識して、手首や耳の後ろ、うなじなど体温を感じやすい場所に、1~2滴そっとのせるようなイメージで。

脈を打つ場所は体温が高く、香りが広がりやすいため、時間とともに移ろう香りの表情をより深くお楽しみいただけます。 手首に付けた際にこすり合わせると、繊細な香りの粒子が壊れてしまうことがあるため、そっと肌になじませるように付けるのがおすすめです。

SHIROでは、こうした香りの楽しみ方に合わせて、豊かな個性を持つフレグランスをご用意しています。

オードパルファンは定番の「サボン」「ホワイトリリー」「ホワイトティー」「アールグレイ」「キンモクセイ」の5種類の香りからお選びいただけます。

オードパルファン
アイテム名 オードパルファン(定番5種類)
価格(税込) 4,180円
内容量 40mL
持続時間 約5~6時間
香りの種類 定番5種類(サボン、ホワイトリリー、ホワイトティー、アールグレイ、キンモクセイ)

※2025年12月現在

※持ち運びにおすすめのミニサイズ(10mL)のご用意もございます。詳しくはこちら

オードトワレのように軽やかな香りを楽しみながら、肌にやさしくまといたい。そんな想いに寄り添うのが、SHIROの「ボディコロン」です。

微細なミストが香りのヴェールとなって肌を包み込み、おだやかに香ります。

強く香りすぎることのない、自然でやわらかな香り立ちは、年齢や性別を問わずお使いいただきやすく、外出先で手軽に香りをお直ししたいときにもおすすめです。

ボディコロン
アイテム名 ボディコロン
価格(税込) 1,980円
内容量 100mL
持続時間 約2時間
香りの種類 サボン、ホワイトリリー

※2025年12月現在

オードトワレとオードパルファムの違いに関するよくあるご質問

Q. オードトワレとオードパルファムの持続時間は?

A. 香料の濃度が高いほど香りは長く続きます。

一般的な目安として、オードパルファムは約5~6時間、オードトワレは約3~4時間です。

Q. オードトワレとオードパルファムを付けるおすすめの場所は?

A. オードトワレは腕やひじの内側など、香りの量を調整しやすい場所がおすすめです。

オードパルファムは手首や耳の後ろ、うなじなど、体温で香りが広がりやすい場所がおすすめです。

Q. オードトワレとオードパルファムは、結局どちらが良いのでしょうか?

A. どちらが良いという決まりはなく、目的やシーンに合わせて使い分けることで香りを存分に楽しんでいただけます。

日常ではオードトワレで軽やかに、特別な日や長く香りを楽しみたいときはオードパルファムで豊かに。ご自身の心に響く香りをお選びください。

大切なのは、ご自身が「好き」と感じる香り

オードトワレとオードパルファムの違いや、香水の種類、使い方をご紹介しましたが、大切なのは、ご自身が「好き」と感じる香りをまとうことです。

そのうえで、時間とともに移ろう香りの表情や、過ごすシーンとの相性に想いを巡らせると、香りは日々の景色により深く、やさしく寄り添ってくれる存在になることでしょう。

香りは、目に見えないけれど、確かにそこに在って、あなたの一日を彩ります。

SHIROの香りが、日々の小さな豊かさへとつながりますように。